資料詳細

資料名：新垣筑兵衛と是枝生胤の墓
あらがきちくべえとこれえだいくたねのはか

解説：
　新垣は琉球の人で，清国(しんこく)（中国）の福州に３度も渡り，最も秘密にしていた唐紙(からかみ)の製造法をさぐって帰った。
　しかし，琉球では国のおきてをおかした国賊(こくぞく)と見られ，薩摩にのがれて来た。
　唐紙の製造技術を薩摩に伝えたので，島津家25代当主重豪(しげひで)から大事にされ，藩士の地位も与えられた。
　また是枝生胤は，小さい頃から八田知紀(はったとものり)に和歌を学び，すぐれた歌人として，多くの門人を育てた。