資料名:裸体習作
ラタイシュウサク
作者:藤島武二
フジシマタケジ
1867~1943 (慶応3年~昭和18年)
分類:美術品-油彩画
制作年:1906-07 20世紀前期 明治
所管:鹿児島市立美術館
キーワード:文化勲章 帝展 白馬会 人物 男性
作品名(総称):裸体習作
材質・形状・技法:油彩・キャンバス
形状(縦・高さ):80.5cm
形状(横):53.9cm
箱書・サイン等:左下にサイン
収集年月日:1955/04/06
解説:
藤島武二は明治38年9月になって文部省からフランス、イタリアへ留学を命じられた。この作品は留学2年目。パリのアカデミー・ド・ラ・グランド・ショーミエールに入学。次いで国立美術学校の専科に入ってフェルナン・コルモンの指導を受けたころのものである。中年男子のたくましい裸体を背後から右光線の中に見事に描いている。余分のものを捨て去って息付く人間の活力を自信にあふれたタッチで追求している。藤島の厳しい作家精神を如実に表現。習作とはいえ彼の代表作の一点である。