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資料詳細

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あそびがやってきた
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資料名:あそびがやってきた
アソビガヤッテキタ

作者:春田安喜子 ハルタアキコ
1921~2006 (大正10年~平成18年)

分類:美術品-油彩画
制作年:1985  20世紀後期  昭和
所管:鹿児島市立美術館
キーワード:南日本美術展 二科会 女流 抽象

作品名(総称):あそびがやってきた
材質・形状・技法:油彩・キャンバス
形状(縦・高さ):116.7cm
形状(横):116.7cm
箱書・サイン等:右下にサイン A.HARUTA
収集年月日:1988/3/1

解説:
春田安喜子は海老原喜之助、吉井淳二に学び、中央に出て二科会などで活躍、地元の南日本女流美術展の審査員としても県洋画壇の向上に努めた。この作品は、1987年、銀座での個展への出品作。溶剤を多く含ませた絵の具で薄く彩られた背景は、水彩画のような濃淡で詩情を醸し出しながらも、油彩独自の深みを感じさせる。そこにピンクとエメラルドグリーンの色彩が、不思議と華美にならず、静かに調和している。モチーフは子供の洋服という。上着どうしが楽しそうにじゃれあっている。穿(うが)たれた背景の壁の向こうには青空がまぶしい。