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資料詳細

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伊地知季安の墓
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資料名:伊地知季安の墓
イジチスエヤスノハカ

分類:文化財-史跡等
地域:鹿児島市清水町
キーワード:興国寺墓地 福昌寺 記録奉行 喜界島 旧記雑録 島津斉彬

解説:
 現在,興国寺跡(こうこくじあと)は墓地となり,多くの由緒(ゆいしょ)墓があるが,薩摩藩の代表的な歴史家伊地知季安,季通の墓もある。
 季安は天明2年(1782)生まれで,嘉永5年(1852),島津家28代当主斉彬に認められて記録奉行(ぶぎょう)まで進んだ。
 彼の代表的な編書「旧記雑録(きゅうきざつろく)」は,藩内の日記,古文書を年代的に考証して編慕(へんさん)したもので,藩政の基本資料であり,362巻から構成されている。
 前編,後編は季安の記述で,追録以降は次男季通らが継承し,明治30年(1897)頃に完成したといわれる。